私、農業してます。お与えいただいた農地に餅米作っています。おぢば、大教会、上級教会、自教会と、月次祭のお餅はすべてここから獲れます。今日は少し時間が取れたので田植え前の農作業を。
いやいや、しんどくて倒れそうになりました。天理教の人は全員農業を一度はやった方が良い。自分が農業の真似事をするようになって強く思うようになりました。ふだん何気なく食べているお米の蔭で、こういう苦労をなさっている人がいることを知るということ。親神様のお恵みを直接的に感じられること。逸話篇などに出てくる先人達の追体験をすることで、読みに深さが生まれること。神様が当時の先生方にお伝えなされたことの意味が分かること。まだまだたくさんのメリットがあります。
例えば、桝井伊三郎さんが地域の「水かい」に出ないのを「頼むから顔を出してくれ」と頼みに来る使いの人の話が出てきますが、これ、ただ事じゃないです。そのときの切迫感はコメ作りをすれば分かります。
他にも「百姓は、一反に付、米四石、五石までも作り取らせたいとの神の急き込み」（逸話篇185）との思いとか。これなんか今でいえば超ぜいたくな終身年金です。なにせ国民の９割が農家だった時代のお話ですから。
農業体験したい方はいつでもどうぞ～
