「適度な余白」をつくる

最近、ベーコンづくりにはまっています。
無添加・自家製の安心製品を食べたいから、と、妻に所望されたのです。
以前に衝動買いした「燻製器」がにわかに大活躍です。



休日の朝、新開店の大型スーパー(ロピア・肉が安い)へ走り、人の「密林」をシュルシュルとぬい、目当ての「豚肩バラ肉」をゲット。
ソミュール液(肉を漬け込む液=塩・砂糖・醤油・みりんを煮込んだ液に、ローズマリーなど香草類各種、玉ねぎ、にんにくを加えたもの)につけ、冷蔵庫で寝かすこと5日間。
肉を取り出し、水洗いして、6時間の塩抜き。
そしてまた冷蔵庫へ2日間。乾燥させます。



燻製器をカセットコンロにのせて、チップ(サクラ)で約2時間(低温から中温で何度かやり直す。肉の色、漂う香りを見ながらの温度調整、サクラチップの量などの調整が醍醐味)。
「仕込み」から1週間。先日完成したのが「写真」です。



50半ばで、毎日のスクワットと、風呂前の腕立て伏せぐらいしか趣味のなかったわたし。
まず一つ目の趣味ができました。
何より家人から、「これいける。売ったらどう?」とよろこばれるのがうれしい。

ベーコンは冷蔵して保存がきくので、弁当のおかずやチャーハンの具にもなります。
専用の器械がなくても、ふたつきのフライパンとアミがあればできますよ。
肉に限らず、魚やチーズ、市販のウインナーも燻製すると一味加わって、いい酒のつまみになります。

趣味の時間は「こころに余白」を作りますね。
適度な余白は、創造の元かもしれないな、などと思っています。      (山岡)

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この記事を書いた人

図書出版養徳社 編集課長
養徳社に勤めて30年。
2020年から養徳社が激変‼️YouTubeチャンネルが始まり右往左往。
Web magazineも始まり四苦八苦。読者の方が読んでよかった、と思っていただける記事を目指します。
趣味は自家製燻製づくりの55歳です。

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