5月に娘が生まれました。
こどもがいないとき、親が子を思う心の話を聞かせてもらってもピンとこなかったことが、今ではいろんな話を思い出す毎日です。
親になれる、いや、ならせてもらえるって本当に幸せです。
コロナで立ち会い出産どころか、病院にも入れず、事前の父親教室のようなものも皆無で、迎えに行った日が初めての対面となり、すぐに愛着が湧くという感じではありませんでしたが、日々触れ合うなかで、だんだんと何をしててもかわいいという気持ちになっています。
そして妻には、身体を痛めながら命がけで産んでくれたことに敬意と感謝でいっぱいです。
そんな妻が、子育てが義務のようになっていると漏らすように、母親はただただ純粋に子育てを楽しみ、全て愛情いっぱいにというわけにはいかないこともわかりました。
そこで、私はできる限り妻が一人になれる時間をつくろうと考えました。
一番に思いついたのは、「サブチャンネル」(YoukiTube)の動画編集時間。
一昔前では考えられなかったことができる時代となり、こんな私でもテレワークの間、娘を抱っこ紐などをして寝かせるようにしています。
寝たと思ったら起きて、胸のあたりをソワソワしたり、乳首をギュッと握りしめられて悲鳴を上げてしまったり。
そんな父と娘のコミュニケーションが、ちょっとした私の楽しみにもなってきました。
出来上がる「ふふさんぽ」も、そんなほのぼの感が出る作品づくりをしたいと思います。 (石前)