「伝える」から「伝わる」

私、今年は再度、天理大学で講義を受けています。

学力不足は、今までの編集日記の数行でお察しただけるのは確かなことですが。。。

経緯は、私どもがお預かりしている布教所のご近所さんのお世話をしているとき、さまざまなことで市役所や病院など手続きが必要なことがあります。

特に資格を持ってしているわけではなく、あくまでお節介なご近所さんという立場で説明をするんですが、何か名乗れるものがあればなと考えていた昨年末、天理教本部側の天理本通り入り口のところで、大変お世話になった大学の先生と再会し、2022年度から卒業生を対象にオンライン授業で単位が取得でき、令和2年に創設された「社会教育士」の資格を取れると教えていただきました。

学生時代はモラトリアム進学に近い状態の私が、今頃になって勉強したい!っていう気持ちになり、科目等履修生として再び母校で学んでいるのです。人生何が起きるかわかりません。

社会教育士の仕事の専門性は生涯にわたる学習支援なので、直接そのお世話に役立たせるには、さまざまな方法を考えていかなくてはならないですが、とりあえず、毎週2回の講義は楽しみな時間となっています。

そのなかで、YouTubeやデザインに関わらせていただいてる私にとって、また教会や地域のイベントなどに関わる方にとってわかりやすい資料があったのでご紹介します。

これは、平成29年5月に東京都の杉並区が出した杉並区広報戦略。

区民に「伝わる」広報活動の戦略的進め方というサブタイトルがついていて、「伝える」のではなく「伝わる」広報について書かれています。

学のない私の安直な考えでは、「伝わる」とは当事者意識になって行動が変わること。

それを図にしたのがこれです。

なんとなくわかってはいても、こうやって図になると非常に理解しやすいのです。

その他、杉並区が抱えていた広報の現状や見直しについても書かれていて興味深く、なんとなく身近にも抱えている問題だと感じることも多いので、関心のある方はアクセスしてみてください。

https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/033/852/kohosenryaku.pdf

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