今どきっ!トーク 舞台裏話

陰暦の話はひとまずお休みして、Youki Tube(ようきチューブ) で新しく始まった「今どきっ!トーク」のお話しをする。不肖、私めがトークナビゲーターをつとめている。それだけではない。企画、立案、出演交渉、シナリオ制作、すべて社員でもない私がやっている。養徳社という会社は、かくもブラックな企業である。

ウザいおじさんからの脱却

もう若くないのは自覚している。ちょっと走ると息が切れるし、筋肉痛は翌々日にならないと現れないし、脳の神経の反射も鈍くなるし、以前のように文章がどんどん湧いて出てくることも無いし・・・・・・。
自分が若かったころ周りにいた「ウザいおじさん」に、自分がなっていることに気付いて、ガクブルことも多くなった。だからといって、若者と迎合するのは本意ではない。違うことを言っていたら「それは違うぞ」と言えるおじんでありたい。ダテに経験を積んでいないぞと言いたい。これを放棄することは人類の文化の発展を阻害する行為であると、ご同輩に声を大にして伝えたい。

つまらんおじん・おばん

しかし、嫌われるおじん・おばんたちにも責任がある。つまらんおじん・おばんが増えた、とつくづく思う。リアクションは否定から入る。すぐ昔の手柄話をしたがる。昔は良かった、と懐古主義に走る。あのね、若者は聞いてませんから。「早く終わらないかな」と思ってますから。だって、かつて自分もそうだったではないか。
ではどうすれば良いのか。おじん・おばんにはおじん・おばんの役目がある。それは若者を守ること。勇気を出して思い切りやっている若者の芽は摘まずに、むしろ「キミがやっていることは、ココとココが教えに合っているよ」と示してあげることではないか。そう思い至ったのである。

レイヤー構造が見えるのが年功

Adobeのソフトを何か触ったことのある人なら分かると思う。この世の実相はレイヤー構造に似ている。まったく別のことをしているようで、上から俯瞰してみたらけっこう重なっていることが多い。いいよいいよ、上から見たら合ってるよ、と言えるのは、年功を積んだおじん・おばんである。見渡してみたら、周りにはなんと魅力的な若者が多いことか。若いだけで魅力があるのに、やっていることはもっと魅力にあふれている。これはどんどん紹介していくしかない。この「今どきっ!トーク」はやらされている企画ではなく、私が最も今やりたい企画なのだ。

イケメンが多い

収録をしていて気付くことがある。出演してくれる若者はイケメンが多いのだ。まだ女性は収録したことないが、そのうちに女性も呼ぶつもりである。きっとステキなレディーが来てくれると思う。

と、ここまで書いて気がついた。イヤ違う。イケメンでもあるが、目的を持って何かを一生懸命やっている人に共通の輝きがあるのだ。それが個人を引き立てているのだ。
なにはともあれ、楽しみな企画が始まった、というか始めた(笑)
毎月、ステキなトークを引き出しながら、若い人たちから元気玉を吸い取って、自分の不老長寿の妙薬にしたいと企んでいる。

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