芝 - Author -
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特集記事前進する「天理ふしん社」(後編)
染色部で反物とされたものは、次の工程である「縫製部」に任され、おつとめ衣となっていくが、今回は私たちになじみのある「ハッピ」ができるまでを追ってみたい。 案内をして下さるのは、縫製部の大家定治主任さんと担当の伊葉安代さん。 ハッピは、... -
編集日記追悼 映画評論家・佐藤忠男さん
去る3月22日の各紙の夕刊に、写真入りで載った訃報。 「佐藤忠男さん死去、91歳。映画評論の第一人者で日本映画大学名誉学長」 この記事を見た私は、たちまち46年前の22歳の私を思い出した。 ほとんどの同級生が大学を卒業して教員を目指した中、唯一... -
特集記事前進する「天理ふしん社」(前編)
今からちょうど20年前、平成14年2月の深夜、現在のふしん社から北の方向にあった旧ふしん社の一角から、火の手が上がった。 暗闇の空に上がった紅蓮の炎は、不思議にも他に類焼することなく、社屋のみ全焼した。原因は、建屋の老朽化によるもの、と下... -
編集日記「丹波市」という名前について(2)
先ず、残念なご報告から。 前回のこの編集日記で書きました「丹波市町の陽屋根」が、さる1月末に、取り壊されてしまいました。日記で書いたことが「歴史上最後の記録」だったことになります。残念なことですが、あくまであれは個人の所有物で、理由も老... -
編集日記「丹波市」という名前について
おやさまについてのお話のなかに、しばしば「丹波市」という名前が出てくる。例えば、「甘酒屋が、昼寝起き時分に丹波市からやって来る」とか、先人のご婦人が「丹波市の町中をておどりしながら帰った」とかいう逸話の中に出て来る。 ここでいう「丹波... -
特集記事華の道
【華の道】「第71回奈良県華道展覧会」が開かれた奈良県文化会館(2021年10月7日) 華道、華の道には流派が多い、という。 いったい、いくつの流派があるというのだろうか。 この秋、10月中旬、奈良県文化会館を会場に、「奈良県華道会」の主催で、展覧... -
2021年9-12おぢばの献灯
柏木庫治先生(東中央大教会初代会長)の講話のひとつに、「おぢばの提灯」というのがある。 大祭ごとに神苑内に飾られる2万近くの提灯は、簡単に掲げられるものではない、それぞれ初代、すなわち単独布教師ひとりひとりの汗と涙、それもおたすけの上に... -
2021年9-12親里のイチョウ並木
天理で、学生時代をすごし離れた人には、天理といえば、親里大路のイチョウ並木を思い出す人が多い、と聞く。(そもそも、親里大路は、昭和9年に、「東西幹線」として都市計画として立案され、もう一本は、戦後の29年に、「北大路線」として完成)。 確... -
2021年9-12あの石柱は?
現在天理高校の北側道一本隔てたところに、左右二本立つ石柱が、何のために立てられたか、ご存じだろうか。 この柱、今具体的に何の役にたってるかはわからないし、あえて、今この場所に立つ特別な訳があるわけでもないだろうと思うのだが、いやいや、... -
2021年5-8炊事本部のありがたさ
私と家内が詰所生活に入ったのは、新婚8カ月のころ。初代会長であった父が心筋梗塞で倒れたことがきっかけであった。 以来40年、小さいながら詰所に住みつつ、私は道友社や教庁や教会のご用をしてきた。 一方、家内は、本部月次祭などの大人数の...
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