山岡 美秀 - Author -

図書出版養徳社 編集課長
養徳社に勤めて30年。
2020年から養徳社が激変‼️YouTubeチャンネルが始まり右往左往。
Web magazineも始まり四苦八苦。読者の方が読んでよかった、と思っていただける記事を目指します。
趣味は自家製燻製づくりの55歳です。
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特集記事神様のそばで打つうどん―天理本通り・たまちゃんUDON―
自由を求めて―東京へ 大阪の山間部にある天理教の分教会で、5人兄弟の3男に生まれた。幼いころからどこか自分が天理教であることにコンプレックスを持って育った。天理教が嫌いというわけではないが、成長するうちに、周りの友達と同じ生活ができないこ... -
特集記事縁の糸が織り出す未来 ―奈良県田原本町・創業120年 織田畳店―
二本の“糸”が交わった場所 話していると気持ちが明るくなってくる、そんなご夫婦だ。 それぞれに生い立ちを聞いているうちに、「結婚の経緯」へ話は進んだ。「最初に出会った場所は?」と尋ねると、「天橋立」という答えが返ってきた。 ご主人・織田... -
特集記事絵と出逢い 絵に活かされて ―『陽気』表紙絵作者・榎森彰子さん―
身近なものを描く絵画教室「さ、描きましょ、いっしょに」 とつぜんの提案に戸惑いながら、取材手帳とペンをテーブルに置いた。「選んで」と並べられた数本の筆記具を見た。絵を描くなんて何十年ぶりだろうか。「えんぴつはないんですか?」「えんぴつや... -
特集記事「課題」と向き合い「ひきこもり」支援を展開 ―3つのことを大切に・泉佐野市の泉州アグリ―
検索「課題 泉佐野市」 曇り空のお昼時。1月とは思えない温かい風が東から、駅へ着く電車のブレーキ音を運んでくる。南はため池、北は住宅街。遠く南西に、関西国際空港連絡橋入口の「SISりんくうタワー」が見える。中央左に見えるのが「SISりんくう... -
特集記事ボウケンノモリやまぞえ―4つの笑顔を創る「森」を体験!―
天理から車で30分「ツリートップアドベンチャー」 天理駅から「天理本通り」(商店街)に入って一つ目の角を左に行くと、「モリノゲストハウス」がある。2022年9月、養徳社のユーチューブ「Youki Tube ふふさんぽ」の撮影時、経営者の伴戸忠三郎さん(4... -
特集記事おやさまの前で踊りたい! -ファットダンススタジオ天理・モッチンさん―
ヒップホップダンスとの出会い 天理総合駅の南、JR線の高架をくぐると、交差点の角に「たばこ」の白字が見える。外から見ると分かりづらいが、そこに「ファットダンススタジオ天理」はある。10月の午後、カメラマンのYさんとお邪魔した。天理駅すぐのと... -
特集記事わたしたちの“お母さま”と出会って ―入浴剤・ピュールナチュラにこめた母娘の思い―(下)
店名「ヴェルテ」の由来 大阪湾にほど近い場所に、「エステデヴェリテ」はある。岩井敏子さん(80歳・大阪市・エクセフティ社長)の長女・由紀子さん(52歳)が店主をつとめる。 エステという言葉は知っているが、ヴェルテはどういう意味か? 由紀... -
特集記事わたしたちの“お母さま”と出会って ―入浴剤・ピュールナチュラにこめた母娘の思い―(上)
わたしの3・11 波に流される家や車、堤防を越える巨大な黒い波……。病院の待合室、テレビに映る映像を見ながら、岩井敏子さん(80歳・大阪市・エクセフティ社長)は、これは現実なの? と、ぼんやりとした頭で考えていた。 2011年3月11日午後2時4... -
特集記事神様に心をつないで開かれた商い ―奈良県吉野郡下市町・「柿の葉すし よいよい」―
明るく愉快な姉妹「櫻井大教会(所属)の吉永小百合です」 深々と頭を下げて両手をつかれた私は、思わず、「養徳社の高倉健です」 と返した。「ひやぁ、健さんやて」 ころころと笑う妹さんに目をやりながら、お姉さんが笑い声をあげる。「妹はいつもこ... -
特集記事「恵みを知り・恵みを守り・恵みを生かす」―京都亀岡・保津川下り―(下)
体感する「大自然」 舟底の板が波の動きにたゆたう。岩にぶつかり弾ける水しぶき、ギシッ、ギシッという櫂(かい)の音、うぐいすの鳴き声に風の音が重なる。点在する岩。断崖にうす紫のヤマツツジが咲いている。山の緑に囲まれた空間を進んでいくうちに...