山岡 美秀 - Author -
山岡 美秀
図書出版養徳社 編集課長
養徳社に勤めて30年。
2020年から養徳社が激変‼️YouTubeチャンネルが始まり右往左往。
Web magazineも始まり四苦八苦。読者の方が読んでよかった、と思っていただける記事を目指します。
趣味は自家製燻製づくりの55歳です。
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特集記事
神様に心をつないで開かれた商い ―奈良県吉野郡下市町・「柿の葉すし よいよい」―
明るく愉快な姉妹「櫻井大教会(所属)の吉永小百合です」 深々と頭を下げて両手をつかれた私は、思わず、「養徳社の高倉健です」 と返した。「ひやぁ、健さんやて」 ころころと笑う妹さんに目をやりながら、お姉さんが笑い声をあげる。「妹はいつもこ... -
特集記事
「恵みを知り・恵みを守り・恵みを生かす」―京都亀岡・保津川下り―(下)
体感する「大自然」 舟底の板が波の動きにたゆたう。岩にぶつかり弾ける水しぶき、ギシッ、ギシッという櫂(かい)の音、うぐいすの鳴き声に風の音が重なる。点在する岩。断崖にうす紫のヤマツツジが咲いている。山の緑に囲まれた空間を進んでいくうちに... -
特集記事
「恵みを知り・恵みを守り・恵みを生かす ―京都亀岡・保津川下り―(上)
サーキュラーエコノミー? こちらの背筋が伸びる。わたしには何人か、そんな人がいる。 現在、110名以上の船士(ふなし)をたばねる、「保津川下り」の保津川遊船企業組合の代表理事・豊田知八(とよたともや)さん(56歳)もその一人である。 京都市の... -
編集日記
「誰」は「たれ」か?
養徳社では、毎朝朝礼時に「おふでさき」を拝読する。輪番で、その日の担当者が音読後、全員が声をそろえて読むのである。赤い表紙の変体仮名のものを読むので、読めない文字の読み方の確認を、わたしは、おふでさきの「日英対訳版・ローマ字付」でする... -
編集日記
東日本大震災から11年によせて
本のほうから声をかけられる。 そんな経験をしたこと、ありませんか? 3月9日の昼下がりのこと。 前日、知人からある本を「いい本だよ、アマゾンで買えるヨ」とおススメをいただいて、いや、わたし持ってるヨ、と思いながら、会社デスク横のカラー... -
特集記事
家族で創る「大きな家族」(後)-兵庫県三木市・社会福祉法人まほろば―
家族で創る「大きな家族」(後) -兵庫県三木市・社会福祉法人まほろば― 「まほろば」の名にこもる思い わたしは長年、天理に住んでいる。 天理教教会本部の東を南北に流れるゆるやかな稜線、緑の山々を眺めていると、「倭(やまと)は国のまほ... -
編集日記
トンガへの募金、養徳社も応援します!
2021年1月11日、国立競技場で開催された第57回全国大学ラグビーフットボール選手権大会の決勝戦。早稲田大学を55対28で下し、創部96年目にして初の大学日本一に輝いた 昨年の1月、天理大学ラグビー部は、創部96年目にして悲願の初優勝を果たした。松岡主... -
特集記事
家族で創る「大きな家族」(前)-兵庫県三木市・社会福祉法人まほろば―
家族で創る「大きな家族」(前) -兵庫県三木市・社会福祉法人まほろば―幼い長男の病気平癒から 2021年12月の半ば。カメラマンのYさんと天理から高速に乗り西へ2時間半、兵庫県三木市と南の神戸市の境にある「社会福祉法人まほろば」へと車を走... -
編集日記
レファレンス協同データベースって?
【レファレンス協同データベースって?】今年から、養徳社は1カ月に1回、日曜日も店を開けよう!ということで、当番制の出勤初日の今日(1月30日)。いろいろたまっていた仕事を少しは片付けられて、ルンルン、昨日行った「高野山」を思い出し、そうそ... -
編集日記
社長の冨松から新年のごあいさつを申し上げます
みなさま 新年 あけまして おめでとうございます 本年 養徳社は創立78年の年を迎えました これもひとえに みなさま方のご愛顧のおかげです 心より 御礼申し上げます 養徳社の設立は昭和19年、終戦の1年前。戦時下で東京の出版社などが機能...