特集記事– category –
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特集記事
「いのちのいさい」展 日本画家 村田和香
9月18日~28日南右2棟で「いのちのいさい」展と題した個展が開催される。「元の理」に関連して、30枚に及ぶ日本画の連作及び大作が展示される。「親神様は泥海中から人間を造られた。それは愛と苦心 命の委細の物語」ポスターには、そんな一行がかかれて... -
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神様に心をつないで開かれた商い ―奈良県吉野郡下市町・「柿の葉すし よいよい」―
明るく愉快な姉妹「櫻井大教会(所属)の吉永小百合です」 深々と頭を下げて両手をつかれた私は、思わず、「養徳社の高倉健です」 と返した。「ひやぁ、健さんやて」 ころころと笑う妹さんに目をやりながら、お姉さんが笑い声をあげる。「妹はいつもこ... -
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「恵みを知り・恵みを守り・恵みを生かす」―京都亀岡・保津川下り―(下)
体感する「大自然」 舟底の板が波の動きにたゆたう。岩にぶつかり弾ける水しぶき、ギシッ、ギシッという櫂(かい)の音、うぐいすの鳴き声に風の音が重なる。点在する岩。断崖にうす紫のヤマツツジが咲いている。山の緑に囲まれた空間を進んでいくうちに... -
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「恵みを知り・恵みを守り・恵みを生かす ―京都亀岡・保津川下り―(上)
サーキュラーエコノミー? こちらの背筋が伸びる。わたしには何人か、そんな人がいる。 現在、110名以上の船士(ふなし)をたばねる、「保津川下り」の保津川遊船企業組合の代表理事・豊田知八(とよたともや)さん(56歳)もその一人である。 京都市の... -
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前進する「天理ふしん社」(後編)
染色部で反物とされたものは、次の工程である「縫製部」に任され、おつとめ衣となっていくが、今回は私たちになじみのある「ハッピ」ができるまでを追ってみたい。 案内をして下さるのは、縫製部の大家定治主任さんと担当の伊葉安代さん。 ハッピは、... -
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前進する「天理ふしん社」(前編)
今からちょうど20年前、平成14年2月の深夜、現在のふしん社から北の方向にあった旧ふしん社の一角から、火の手が上がった。 暗闇の空に上がった紅蓮の炎は、不思議にも他に類焼することなく、社屋のみ全焼した。原因は、建屋の老朽化によるもの、と下... -
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家族で創る「大きな家族」(後)-兵庫県三木市・社会福祉法人まほろば―
家族で創る「大きな家族」(後) -兵庫県三木市・社会福祉法人まほろば― 「まほろば」の名にこもる思い わたしは長年、天理に住んでいる。 天理教教会本部の東を南北に流れるゆるやかな稜線、緑の山々を眺めていると、「倭(やまと)は国のまほ... -
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家族で創る「大きな家族」(前)-兵庫県三木市・社会福祉法人まほろば―
家族で創る「大きな家族」(前) -兵庫県三木市・社会福祉法人まほろば―幼い長男の病気平癒から 2021年12月の半ば。カメラマンのYさんと天理から高速に乗り西へ2時間半、兵庫県三木市と南の神戸市の境にある「社会福祉法人まほろば」へと車を走... -
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写真は人生の大切な記録 -「写真のハッピー」―
「師匠は厳しかったですよ」「写真のハッピー」2階スタジオ。椅子に座る中年男性に向かって、福田好子さん(59)がカメラをかまえます。「瞬間」を逃してはならないと、その目が熱を帯びていきます。「いい感じですよ~」 声をかけながら、パシャパシャ... -
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華の道
【華の道】「第71回奈良県華道展覧会」が開かれた奈良県文化会館(2021年10月7日) 華道、華の道には流派が多い、という。 いったい、いくつの流派があるというのだろうか。 この秋、10月中旬、奈良県文化会館を会場に、「奈良県華道会」の主催で、展覧...