昨年の1月、天理大学ラグビー部は、創部96年目にして悲願の初優勝を果たした。松岡主将の涙のインタビュー、その光景・感動が、脳裏に焼き付いている人も多いだろう。
この決勝戦でも、13番(CTB シオサイア・フィフィタ)、4番(ロック アシペリ・モアラ)選手が大活躍した。トンガ出身の選手は、2人の母校・日本航空石川で、昨季から指揮をとるシアオシ・ナイ監督(31)が、2008年に天理大学に入学した時から、現役ラグビー部員4人を含め11人いる。
天理大学のホームページには、今回の「トンガ王国への災害支援募金」について、
「昨年、全国大学ラグビーフットボール選手権大会で悲願の初優勝を成し遂げた際、トンガ王国出身の留学生もメンバーとして大きく貢献しました。彼らは国籍関係なく、“One Team”であり、ともに支え合う仲間です」
と記されている。
一昨年のラグビー部内での「コロナ集団感染」の大ふしを乗り越え、悲願の初優勝を成し遂げたラグビー部のバックストーリーは、永尾教昭学長が、「陽気チャンネル」で語っている。これを見ると、実に「一列兄弟姉妹」「一手一つ」という教えのもとに、成し遂げられた初優勝だったと思う。そして、ラグビー精神の「ワンフォーオール・オールフォーワン」にも非常に共鳴する。
養徳社としても寄付をさせていただきました。そして、天理大学の募金活動を支援いたします。
天理大学の募金募集に関して、くわしくは下記をごらんください。